アングラ?ダーク?少しマイナーかもな個人的にオススメの漫画
漫画お好きでしょうか?
僕は特別詳しい訳でもないですが、多分一般的な方よりは好きな方だと思っています。
活字も読んでるのカッコいいなーという憧れがずっとあるので読みたい気持ちはありすが
たまに買ってはみるものの、この歳(30過ぎ)になってなかなか習慣化しないので、
最近はもはや合わないのかもなと軽く諦めています。
ダークとかアングラとか暗い、マイナー等の漫画をチョイスしました(オルタナ系漫画)
という訳で僕の話なんか興味ないと思いますので
早速おすすめの漫画を勝手におすすめしようと思います。
個人的にはオルタナ系漫画という括りのつもりなのですが、
あまり一般的に呼ばない様子なので
ダーク、アングラ、暗い、マイナーとかってネガティブなキーワードに興味のある方向けかなと思っています。
この中のどれか好きor知ってるとかだと他のもハマるのではないかなと思っているのですが、
多少人を選ぶそうなクセ強めの物を選らんだつもりです。
とりあえず一般的受けとか女性受けは悪いと思います。
ちなみに同作者の物が出ないように、作者につきどれか1タイトル中心で紹介しております。
参考になりましたら幸いでございます。
余談
一応ジャンプ系とかも普通に読みます。
割と最近ナルト頑張って読破しましたが逆に苦行のように感じたのは置いておいて。
RIN (新井英樹) 全4巻
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ボクシング漫画です。
新井英樹さんは多分ワールドイズマインが一番有名かと思いますが、
RINもかなり好きなのでおすすめしてみます。
作者の方の作品共通の魅力は、登場人物のリアリティーなのかなと個人的に思っています。
軽くでてくるような人物まで描写が細かい。
偽善とか暴力とか不道徳とか欲望とかがむき出しな感じ、個人的にTHEオルタナ漫画です。
一言で言ってしまうと北海道の少年がボクシングの世界王者になるって話なのですが、
(少年時代はSUGARで描かれています)
よくありがちな主人公が強敵に出会って、トレーニングの末やっとの思いで倒してヤッターという展開ではありません。
色々どこが魅力とは捉えずらいのですが、
ざっくりいうと主人公が天性の才能を持つボクサーなのですが、
主人公の天才故の孤独や苦悩がメインのテーマなのかなーと思っています。
最終回の”ボクシングなんてしなきゃよかったよっ!!”とかが印象に残ってます。

ヒメアノ~ル (古谷実) 全6巻
![]() | 価格:648円 |

サイコ・シリアルキラーの話です。
作者の方はヒミズが一番有名かな、稲中?
ヒミズ以降は大体読んでいます。
根本のテーマみたいなのは近しいような印象ではありますがどれも好きです。
逆に稲中はラーメンとかに置いてあるボロボロのやつ以外ほぼ読んだことないです。
ヒミズ初めて読んだのが高校生とかだったと思うので、こんな暗い話があるのかってビビってた気がします。
でも今回はヒメアノ~ルです。
森田剛さん主演で映画化もしてますね。
当時まだ付き合い始めの妻と見にいきました。
今思うとなかなかなチョイスしたな。
漫画だと最初誰が主人公かよく分からない感じで始まります。
シリアルキラー森田(正一)のコントロール出来ない欲求とか焦燥・苦悩がテーマなつもりで読んでいたんのすが、映画だとどうもバイオレンスとか狂気っぽい表現にフォーカスが当ってるような気がして個人的には、漫画の方が好きです。
やっぱり印象強いのは
中学の時の帰りにさ…オレは完全に…”フツーじゃない”って気づいた日の事…

泣いちゃったよ…
ですかね。
ウルトラヘブン(小池 桂一) 既刊3巻
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ドラッグ漫画です。
ペーパードラッグとかサイケデリックコミックなんて異名がついてます。
内容としてはざっくり言うとひたすたら主人公がブッとんでるだけなのですが、
まー何とも言えない魅力です。夢か現実か、空想かバーチャルか。みたいな。
舞台は近未来なのですが、世界観とかが海外とかで映画になってもいいような。
絵の表現もサイケデリックでブッとんでます。

ストーリもあって無いような内容なのですが、妙に惹きつけられる物があります。
因みに未完で、2010年ごろに出た3巻が最新刊の様子です。
クスリ駄目、ゼッタイ
ドロヘドロ(林田 球) 全23巻
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これはなんていうんだろう、ダークファンタジーって呼ばれてるのかな?
調べてて気づいたけど割と最近完結したらしくアニメ化もするらしい。
話それますが、ある程度歳いってから見たものってすぐ忘れる。
また新鮮な気持ちで楽しめるのでいいよう悪いような。
が面白さは間違いないと思うのでオススメです。
サイバーパンクな世界観で結構無骨(いい意味で)な印象なのですが、作者は女性?らしいとの事。
出てるキャラやモチーフはダークだったりグロっぽい物もあるのですが、どこか軽快で楽しげな感じなので気楽に楽しめると思います。
僕もまだラストまで見てないのでこれから時間見つけて読みます。
主人公カイマンの謎とか伏線があったと思うので楽しみです。

それが……ドロヘドロ!
神々の山嶺(夢枕獏×谷口ジロー) 全5巻
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原作は夢枕獏さんです。冒頭で言いましたが、小説はどうもページが進まないので未読ですが、とりあえず漫画版は面白いです。
小説もチャレンジしてみようなかな。
映画にもなっているのですが、評価は様々っぽいですが見てないので特には触れません。
山嶺と書いて”いただき”読みます。
内容としては、山(登山)一筋に生きる男の生涯、とそれを追うカメラマンのストーリーです。
男っていうより”漢”って書く方がしっくりきそうな雰囲気の主人公の一匹狼山屋のハードボイルドな生き様を描いています。山屋って言い方がかっこいい。
谷口ジローさんの絵も硬派な絵面と書き込み具合が非常にマッチしていると思います。
ソファでゴロゴロしながら読んでると、ひたすら山に打ち込む姿に
”あかんあかん!自分も頑張らな!”と心打たれます。

そこに山があるからじゃない。ここに、おれがいるからだ。ここにおれがいるから、山に登るんだよ。
セキセイインコ(和久井健) 全5巻
![]() | 価格:648円 |

作者の代表作だと、新宿スワンが一番有名かと思う、
新宿スワンがそうだという事ではないのですが、仄暗〜いな漫画は好きなのだか、
バイオレンスとか暴力自体にフォーカスが向いていると
個人的にイマイチ入り込めない所があります。
セキセイインコはそういったな要素は薄く、
超能力とかが絡んでくるような結構SFしてる設定です。
雰囲気もドリーミーな感じ。
筋というか始まりとしては記憶喪失の主人公が記憶を追ってくミステリー的な展開。でよいと思う。
個人的にはストーリーも非常に面白いのだけれども、情報探ってみるとどうも打ち切りっぽい雰囲気です。
ヒットメーカーなので、色々難しい所や事情があるのでしょうか、惜しまれます。

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